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 -お子様の日本語に関する疑問やご質問にお答えします。
 
 ここでは、お子様に日本語を教えるとき、よくある疑問やお悩みなどにお答えしています

 ただしい鉛筆のにぎり方ってどうやって教えるのですか?
 漢字を教えるときは、画数の少ないものから教えた方がいいのでしょうか?
 本などを読むときに「ロボット」のように、言葉をひらがな一字一字読んでしまうのですが。



 ただしい鉛筆のにぎり方ってどうやって教えるのですか?

 鉛筆をただしく持たずに字を書いていると、指の力をうまく鉛筆に伝える事が出来ず正しく
     字が書けなかったり、肩がこったりします。鉛筆を持ち始めた頃から正しい持ち方を教えて
     あげましょう。

《正しい鉛筆の持ち方》

1. 削り口から2〜2.5cmのところを親指・人差し指・中指でつまむように、六角形の一面おきに持ちま
  す。
2. このとき、薬指・小指は中指にそって軽く曲げ、強くにぎりこまないようにします。
3. 正しく鉛筆が持てたら、用紙に対して50〜60°位の角度であて、さらに人差し指の方向に30°
  傾けます。
4. 背筋を伸ばして正しい姿勢で書くように注意してください。
                      

 ところで、どうして鉛筆って六角形なのでしょう。私たちは、鉛筆を書くとき自然に鉛筆を回してい
 ます。三角形だと回しにくいし、丸だと指の腹に面が合いません。だから六角形になったというこ
 とです。



 漢字を教えるときは、画数の少ないものから教えた方がいいのでしょうか?

必ずしもそうとは限りません。たとえば、「丁」という漢字は画数は少ないのですが教える
    となると、なかなか意味を伝えるのが難しいものです。ところが「朝」という漢字は、画数は
    多いのですが、頻繁に使う言葉なので教えやすいのです。子供が字を覚えるときは、意味
    が分かっていてインパクトが強い方が覚えやすいものです。まずは、意味が簡単で、画数
    が少ないものから教えるほうがいいかもしれません。



 本などを読むときに「ロボット」のように、言葉をひらがな一字一字読んでしまうのですが。

ひらがなを覚えたての頃は、その字を読むことに集中してしまって、単語を一つの言葉と
    して読むのは、むずかしいものです。私たち、大人も日本語の文章を読んでいるとき、一つ
    一つのひらがなを読んでいるのではなくて、ひらがなを集合したものを覚えていて、それを
    一つのかたまりとして言葉にして読んでいるのです。まずは、フラッシュカードのようなもの
    を作って、目で言葉を覚えて、それから本読みしてみてはいかがでしょうか。
                                      
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